12月13日、「ダイバーシティトークカード」を使った多文化共生ワークショップを開催しました。
寄付月間2025 日本大通の会場・Kosha33(2階ホール)には、クラウドファンディングのリターンとしてカード体験を選んでくださった方を中心に、10名が参加。2つのグループに分かれ、じっくりと対話を行いました。今回は小学校2〜4年生も参加していたため、子どもでも話しやすいテーマのカードを選んで進行しました。
最初のトピックは、
「算数は好き。でもテストは…」。
計算はできるものの、文章題が理解できずテストで点数が取れない――外国にルーツを持つ子どもの体験をもとに話し合いました。参加者の多くが、外国につながる子どもの支援に関わっていることもあり、付箋には具体的なアイデアが次々と書き出されました。
- 「何が苦手なのかをまず聞く」
- 「単語を一つひとつ説明する」
- 「絵にして一緒に考える」
- 「物を使って表現する」
- 「みんなタブレットでテストする」
- 「知っている日本語で一緒に問題をつくる」
小学生からは、
「ほんやくしてあげる」
「先生に言う」
といった声も上がりました。
また、外国にルーツを持つ子どもの話をきっかけに、日本人の子どもでも同じような不安やつまずきを感じている子がいることに気づかされる場面もありました。
続いてのトピックは、
「クリスマス会、参加しちゃダメ?」。
- 「どこまでOKか確認する」
- 「どんなパーティーなら参加できるか聞く」
- 「いろいろな宗教や文化のパーティーをする」
- 「日本にいるんだから来ていいよ」
(※小学生の、思わず心がほっこりする意見です)
その後、イスラム教徒でもあるSCCメンバーから、
「イスラム教と一口に言っても、考え方や敬虔さの度合いは人それぞれ。気にしない人もいれば、強く気にする人もいる。だからこそ、まずは確認することが大切」
という実体験に基づいた話が共有されました。
ダイバーシティトークカードにおいて、「問い」はとても重要な要素です。
今回のデザイン改訂では、問いそのものを改めて見直し、子どもから大人まで自然に対話が広がるカードを目指していきます。
\\支援者の皆さまへ//
今回のワークショップは、クラウドファンディングを通じて応援してくださった皆さま一人ひとりのご支援があってこそ、実現することができました。心より感謝申し上げます。
「ダイバーシティトークカード」を手にした子どもたちが、自分の言葉で考え、相手の話に耳を傾け、「違い」について語り合う姿は、まさに想いに共感してくださった皆さまと一緒につくってきた成果だと感じています。支援というかたちで関わってくださった皆さまも、この対話の輪を広げる大切な仲間です。
これからも、カードの改良やワークショップの実施を通じて、子どもから大人までが安心して「違い」を語り合える場を育てていきます。
今後の活動報告も、ぜひ楽しみにしていただけたら幸いです。
引き続き、あたたかい応援をどうぞよろしくお願いいたします。
クラウドファンディング活動報告
https://readyfor.jp/projects/162753