12月(がつ)18日(にち)、SCCの外国出身(がいこくしゅっしん)メンバー3名(めい)と代表理事(だいひょうりじ)が、東洋大学(とうようだいがく) 福祉社会(ふくししゃかい)デザイン学部(がくぶ) 子(こ)ども支援学科(しえんがっか)の学生(がくせい)の皆(みな)さんを対象(たいしょう)に、多文化共生(たぶんかきょうせい)ワークショップと、外国出身者(がいこくしゅっしんしゃ)の子育(こそだ)て体験(たいけん)Q&Aの講話(こうわ)を行(おこな)いました。
はじめに代表理事(だいひょうりじ)から、SCCが取(と)り組(く)んでいる社会課題(しゃかいかだい)や、多文化共生(たぶんかきょうせい)についての概要(がいよう)をお伝(つた)えしました。その後(ご)、「ダイバーシティ・トークカード」を使(つか)った対話(たいわ)を実施(じっし)。
今回(こんかい)は「手(て)を取(と)り合(あ)うためには」というカードをトピックにしました。
日本語(にほんご)がわからず「やめて」という言葉(ことば)が言(い)えなかったことから、石(いし)を投(な)げてしまった子(こ)どもの体験(たいけん)をもとに、
・言葉(ことば)やルールがよくわからない外国(がいこく)の学校(がっこう)に転校(てんこう)したばかりで、休(やす)み時間(じかん)に友(とも)だちと遊(あそ)ぶとしたら、どんなことで困(こま)ったり、誤解(ごかい)が生(う)まれたりすると思(おも)いますか?
・そのような場面(ばあい)で、まわりの子(こ)どもや先生(せんせい)からどんなサポートがあれば、安心(あんしん)して過(す)ごせるでしょうか?
という問(と)いを立(た)て、まずは個人(こじん)で考(かんが)えるところからスタートしました。
さすが、保育士(ほいくし)や幼稚園教諭(ようちえんきょうゆ)を目指(めざ)す学生(がくせい)の皆(みな)さん。こちらから指示(しじ)をしなくても、「外国出身(がいこくしゅっしん)の人(ひと)には漢字(かんじ)が難(むずか)しいかもしれない」と気(き)づき、模造紙(もぞうし)にまとめた言葉(ことば)に自発的(じはつてき)にルビを振(ふ)るグループが多(おお)く見(み)られました。
そのほかにも、
・言語(げんご)に頼(たよ)らず気持(きも)ちを伝(つた)え合(あ)えるよう、共通(きょうつう)のジェスチャーをつくる
・保育者(ほいくしゃ)が適切(てきせつ)に介入(かいにゅう)する
・ルールをやさしくする
・困(こま)ったときはイラストカードで伝(つた)える
・その子(こ)の国(くに)の文化(ぶんか)を理解(りかい)したうえで、日本(にほん)の文化(ぶんか)を伝(つた)える
など、たくさんの具体的(ぐたいてき)なアイデアが出(だ)されました。
後半(こうはん)の外国出身(がいこくしゅっしん)メンバーによる子育(こそだ)て体験(たいけん)Q&Aでは、4歳児(さいじ)を育(そだ)てているメンバーから、「日本(にほん)の保育園(ほいくえん)や幼稚園(ようちえん)は、子(こ)どもが早(はや)い段階(だんかい)から身支度(みじたく)を自分(じぶん)でできるように促(うなが)す点(てん)が素晴(すば)らしいと感(かん)じる一方(いっぽう)で、海外生(かいがいう)まれの保護者(ほごしゃ)にとっては、それがプレッシャーになることもある」という率直(そっちょく)な声(こえ)が共有(きょうゆう)されました。
今年(ことし)の「ダイバーシティ・トークカード」の実施(じっし)は、今回(こんかい)で終了(しゅうりょう)です。
来年(らいねん)は教育現場(きょういくげんば)に限(かぎ)らず、さまざまな場(ば)からのご依頼(いらい)をいただき、より多様(たよう)なフィールドで実施(じっし)していく予定(よてい)です