クラウドファンディング、ついにスタートしました!
10月5日、クラウドファンディング開始前日。
私たちが活動拠点とする横浜市都筑区・ノースポートモールで開催された「DE&I (ディーイーアンドアイ)フェスティバル」にて、Sharing Caring Cultureの多国籍メンバー(インド・タイ・インドネシア・日本出身)がダンスチームを結成し、商業施設のメインエリアでパフォーマンスを披露しました。
実は、チームをリードするインド出身メンバーは夫に
「外国人は日本人に嫌われているから、あまり目立たないほうがいいのでは」
と心配されたそうです。それでも彼女は勇気を出し、大好きなダンスを披露しました。
そんな想いとともに、私たちは本日よりこのプロジェクトをスタートしました。
▼なぜこの挑戦を始めたのか
日本で暮らす外国にルーツを持つ人たちは、地域の中で見えにくい存在になりがちです。
接点がある人にとっては身近でも、交流の機会がない人にとっては「異質な存在」のまま。
学校現場でも、外国にルーツを持つ子どもたちは確実に増えていますが、見た目の違いなどを理由にいじめられるケースも少なくありません。代表理事を務める私、三坂は川崎市の小学校教員だった頃、日本とオーストラリアのミックスルーツの2年生の児童が「がいこくじんって言われた」と泣いたケースに遭遇したこともありました。
朝日新聞(2024年9月16日)の記事によると、海外にルーツを持つ子どもの98%がマイクロアグレッションを経験し、68%がいじめ・差別を受けたと答えています。
👉 記事はこちら
▼子どもたちの世代から「違いを語り合える社会」へ
排外的な風潮が見られる一方で、大阪・関西万博は大いに盛り上がっています。「多文化には興味はあるけれど、外国人とは共生したくない」ということなのでしょうか?異なる文化への関心はあっても、「ウチ」と「ソト」を分ける構造が、日本には根強く残っているのではないかと感じます。
こうした現実を前に、誰にとっても暮らしやすい日本にするためには、未来を担う子どもたちが「違い」を理解し、語り合える場をつくることが欠かせません。
私たちはその第一歩として、対話を通じて多文化・多様性を学ぶ「ダイバーシティ・トークカード」を開発しました。このカードを使ったワークショップでは、子どもたちが在住外国人のリアルな体験に触れ、「もし自分だったら?」と考えるきっかけを得ます。そこから生まれるのは、知識ではなく共感です。違いを恐れず、互いを理解し合うことが、これからの共生社会をつくる原動力になると信じています。
ご支援・拡散のお願い 🙏
クラウドファンディングはスタート直後の1週間がとても大切です。目標金額の20%を早期に達成するために、ぜひお知り合いにもシェアしていただけると嬉しいです。
一人ひとりの行動が、子どもたちの未来を変える大きな力になります。
どうぞ引き続き、温かい応援をよろしくお願いいたします。
👇クラウドファンディング挑戦中!