〜中高生との協働から生まれた“対話を生み出すカード”〜
「ダイバーシティ・トークカード」の開発には、横浜市青葉区の学習塾「スターグローブ」に通う中高生が携わりました。彼らはこれまで、SCCが主催するハロウィンやイースターイベントに毎年ボランティアとして参加し、地域の多文化イベントを支える大切な存在です。
今回のプロジェクトも、塾長が趣旨に共感してくださり、学生たちに声をかけてくれたことから始まりました。最初のステップとして、学生向けに多文化共生ワークショップを開催し、プロジェクトの目的や想いを共有しました。
当初は「多文化・多様性理解につながる動画コンテンツ」を構想していましたが、ワークショップ後のアンケートでは、学生たちの多くが「これまで外国人と接する機会がほとんどなかった」「外国出身者がどんな困りごとを抱えているのか知らなかった」ことがわかりました。
ー「外国人の話を聞いて、こんなことがあるんだと実感できた」(14歳)
ー「平等に接したいと思ったし、もっと関わってみたい」(15歳)
ー「日本に来た外国人がこんなに困っているとは知らなかった」(16歳)
こうした声を受け、私たちは「多文化共生」という抽象的な言葉を、より“自分ごと”として感じられる形にしたいと考え、動画ではなく“対話を生み出すカード”の開発に方向転換しました。外国につながる子どもや保護者のリアルな体験をもとに、話しながら気づきを得られるツールを目指したのです。
その後、スターグローブの学生チームは、身近な外国出身の留学生にインタビューを行ったり、塾内で対話の時間を設けてテーマを話し合ったりしながら、日本の学校に通う外国出身の子どもたちが感じている課題を共有してくれました。学生たちのまっすぐなまなざしが、カード制作に新しい視点をもたらしてくれています。
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クラウドファンディング開始から12日が経ちました。
SNSでのシェアやご支援の広がりにより、**おかげさまで達成率39%**となりました!
本当にありがとうございます。
とはいえ、本プロジェクトはAll-or-Nothing方式のため、目標の100万円に到達しない場合は不成立となってしまいます。引き続き、どうぞ温かい応援とご支援をよろしくお願いいたします!
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