6月4日にSCCの代表理事と外国人メンバーのアキラとダナは、子育て支援拠点ポポラで横浜市長と対談をしました。
SCCは、2021年から毎年、都筑区子育て支援拠点ポポラと協働で外国人家族向けに子育てワークショップを英語とやさしい日本語で実施し、防災、小児救急、幼稚園情報など知っておく必要がある地域の子育て情報を共有する場をつくってきました。
なかでも、日本人と外国人の親子がペアでドラッグストアへ行き、日本人のお母さんが家庭で常備している市販薬を教えるツアーは、ペアになったお母さん同士がLINEのアカウントを交換し合う姿も見られ、国籍にかかわらず、地域で子育てをする親子がつながる機会にもなりました。
また、外国人在住者も利用しやすい子育て支援拠点の多文化環境づくりとして、SCCの外国人メンバーが母国の文化を展示するチルコロギャラリーを毎年開催してきました。こうした実績に対して、市長からとても良い取り組みですねとお言葉をいただきました。
SCCの外国人メンバーからは、外国人当事者としての子育ての苦労を伝えたほか、SCCにつながって、同じ境遇の仲間に出会えたことや子育てだけでなく、自分が力を発揮できる場を得て人生が明るく生き生きとしたものになったという話がありました。
何よりも市長に「Sharing Caring Cultureっていい名前ですね」と言って頂いたことがうれしかったです。
今年もポポラと協働でラトビアとナイジェリアの文化紹介とワークショップを実施します。心強いパートナーシップによって、都筑区の外国人の子育てに寄り添っていきます。