「この写真は、日本で母親・社会人、そして地域ボランティアとして歩んできた私の人生を象徴しています。子どもを背負って登壇したあの日、母としての強さとしなやかさを感じました。異国で働きながら子育てをする日々は決して容易ではありませんが、あきらめずに続けることで、自分の中にある可能性を知ることができました。母親であること、仕事をすること、夢を追うこと——そのすべては両立できる。大切なのは、バランスを取りながら、自分らしく生きることだと実感しています。」
この言葉は、SCCで活動するナイジェリア出身のメンバーが、自身のFacebookに綴っていた投稿を日本語で要約したものです。
私たちは、日本語力に関わらず、外国出身者が母語や母文化を伝えることを通して地域とつながり、その人らしさを発揮できる機会をつくることをミッションとしています。
その一つが、地域図書館と連携して実施している「多言語おはなし会」です。
冒頭の投稿を綴ったメンバーは、当時2歳の男の子を背負いながら、ナイジェリアの母語・ヨルバ語で絵本の読み聞かせを行いました。アカペラでナイジェリアの歌を披露すると、参加した子どもたちは、初めて聞くヨルバ語の響きに耳を傾けていました。
不自由な立場に置かれやすい外国出身者であっても、
夢をあきらめず、母として、女性として、異国の地で力強く生きる姿に
強い信念を感じます。「外国人」と一括りにされて考えられやすいですが、
意志を持って日本での暮らしを選び、夢を追いかける外国出身者もいます。
国籍を問わず、誰もが自分らしさを大切にできる社会——
私たちは、そんな土壌をこれからも育んでいきたいと考えています。
その一歩につながるのが、今回のダイバーシティ・トークカードです。
クラウドファンディングは、最初の1週間がとても重要です。
10月10日までに目標金額の20%達成を目指しています。
関心をお持ちいただけそうな方々に、ぜひシェアしていただけたら嬉しいです。
引き続き、温かい応援をよろしくお願いいたします!
👇クラウドファンディング挑戦中!
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