【報告】キャンペーン終了のお知らせと御礼

この度は言葉や文化の壁で分断されやすい外国出身者が活躍する場作りのためのマンスリーファンディングキャンペーンにて、支援者となってくださった皆さま、そして今回のキャンペーンを応援し拡散して下さった皆さまに心から御礼申し上げます。目標としていた30名を無事達成し、最終的に36名の皆様からご支援をいただくことができました。本当に感謝と感動でいっぱいです。ありがとうございます!
私たちは、外国出身者の多様な文化を理解、尊重し、ともに豊かで活気のある地域やコミュニティをつくることを目指して、子育て中の外国人在住者とともに運営をしています。
団体のスローガン、Unleashing the Power of Diversity! (多様性を解き放とう!)の一文には、日本語の能力に関わらず、多様な文化を持った人たちがそれぞれ好きなことや得意なことなど、文化的な活動を通して個性や潜在能力を活かし合うことで、多様な価値観を認め合う場をつくり、多文化共生のまちづくりに取り組むことへの想いが込められています。
HELP DESK事業とSKILL SHARE事業を融合したウェブサイトの構築により、地域のリソースを有機的につなぎ、それぞれが生きがい、やりがいを持つ機会を生み出していくことを目指しています。多様な文化的な背景を持った人たちがクリエイティブに活動に関わることで、企業、行政、自治体、NPOとともに豊かな地域をつくっていくため、これからも活動して参ります。
外国人を「支援する」のではなく、これからもフラットな関係を大切にしていきます。「支援する・される」「教える・教えられる」ではなく、お互い様であることを伝え続けていきます。
そして、それぞれが自分が持っている力を最大限発揮できるプラットフォームとしてのNPOであり続けたいと思っています。国籍に関係なく、個性を活かしあえることが大切だと考えているからです。やりたいことを持ち寄って集まるコミュニティ、それを提供するNPOが私たちSCCです。
今回は私たちの予想を上回る多くの方々にご支援いただき、改めて心より御礼申し上げます。キャンペーンは昨日で終了しましたが、私たちの活動はまだまだ続きます。日本語力や国籍に規定されず、個性や能力を活かす場として、特に外国人主婦の社会参加を促す場づくりを目指し、活動を続けていきますので、私たちを応援し続けて下さるととても嬉しいです。
改めまして、本当にありがとうございました。
NPO法人Sharing Caring Culture 代表理事
三坂慶子